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霊能者が説く、守護霊・先祖霊とのつき合い方

守護霊様や先祖霊とは私達にとってどのような存在で、どういった影響をもたらすのでしょうか? それらの霊からのメッセージを聞きとり、恩恵を受けるためにはどうすればいいのかを詳しくご紹介します。

守護霊とは?

守護霊様は一人だと思われている方が多いのですが、主護霊・指導霊・支配霊・補助霊を総称したものです。それぞれの霊に役割があるのですが、誰もがこれら複数の守護霊様に守られています。いずれも守護した人間が間違った道を歩まぬように見守ってくれますが、試練を与えて魂の向上を図ろうとすることもあります。

主護霊

守護霊様のなかでも中心的な役割を果たします。指導霊・支配霊・補助霊をまとめ、状況に適した指示を出します。精神面により多くの影響を与えるのが主護霊であるため、見守られている人は主護霊と同じような人生を送る傾向にあります。何世代か前のご先祖様が主護霊になっていることが多く、通常の先祖霊と異なるのは何百年も霊界で修行し、高い霊格を積んでいる点です。主護霊の性質やパワーの大小により、人生は大きく変わってきます。

指導霊

才能や趣味、職業面での影響を与えるのが指導霊です。高名な音楽家の指導霊がついた人は音楽の才能、画家の指導霊がついた人は絵の才能を発揮するようになります。スポーツなどにおいても同じことがいえますし、医師には医師、弁護士には弁護士の指導霊がついてサポートします。

支配霊

人生の筋道や出逢いをコーディネートしてくれるのが支配霊です。たとえば、結婚相手などの人との出逢い、仕事の転機、転居の時期や場所など、あらゆる方面で運命の調整を計ってくれます。偶然が重なったように思える出逢いにも、支配霊が関わっていることが多いのです。

補助霊

その他の霊のお手伝いをするのが補助霊で、亡くなってから何百年も経っていない霊であることがほとんどです。祖父や祖母、若くして亡くなった親など身内の霊が補助霊を務めていることが多く、なかには亡くなった恋人の霊や前世に関わりのある霊が補助霊になっている場合もあります。

守護霊とのつき合い方

実は、神仏と私達人間との媒介役を務めてくださるのは、守護霊様のお役目です。人間がお願いごとをしても神仏とはあまりにも波動が違いすぎるため、直接は言葉が伝わることはありません。そこで、私達のお願いごとや悩み事を神仏に通訳してくれるのが守護霊様なのです(この役割を主に果たすのは主護霊)。ですから、守護霊様の存在を信じ、その力を頼ってこそ、大いなる神仏の加護も得ることができるといえます。

音羽のお客様のある方などは、鑑定を受けるまでは守護霊様の存在を信じていなかったそうです。でも、私から守護霊様のことをお聞きになり、毎日守護霊様へのご挨拶と感謝を欠かさなくなったとか。それから1年近く経った頃から、あらゆるトラブルが解消され、様々な状況が整っていったそうです。まさに、「信じる者は救われる」です。人間であっても、自分を信頼してくれる人には親切にしてあげたいし、要望に応えてあげたいと思いますよね。

守護霊様であっても、それは同じ。自分にきちんと感謝する人間に対しては、特によい働きをしてやろうとお思いになるのです。お願いごとは、すぐに叶う場合もあれば、そうでない場合もあるとのことでしたが、これは守護霊様も状況や時期などを見極めているためでしょう。

「先生、守護霊様はやはりいらっしゃるのですね!日常で気づきを得る機会が増え、様々な幸運がやってくるようになりました」
こんなお電話をくださるお客様も多く、私としても嬉しい限りです。

ところで守護霊様は自分自身の霊格の向上に伴い、その霊格に見合った守護霊様に交代する場合もあります。例えば、それまで特に芸術的活動をしてこなかった人が、ある時から急にアーティスティックな才能に目覚めたりするのは、この守護霊様の交代が影響している場合が多いのです。堕落した人生を送れば逆に霊格が下がり、その霊格に見合った低位の守護霊様に交代してしまいますので、その点にもご注意ください。

先祖霊とは?

自分の血族にある先祖の霊を、先祖霊といいます。先祖霊が守護霊様になって子孫を見守っているケースを先程ご紹介しましたが、ここでご紹介するのは守護霊様の役を担っている先祖霊とは別だと考えてください。

基本的に先祖霊は自分の一族の繁栄を願い、子孫を守ろうと働きますが、なかには子孫を不幸にしてしまう先祖霊も存在します。
例をあげると、非業の死を遂げたご先祖様、戦死したご先祖様、殺されたご先祖様、自殺したご先祖様、金銭や地位などへの執着が異常に強かったご先祖様、恨みを抱えたまま死んだご先祖様などです。なぜなら、これらのご先祖様はこの世に大きな未練を残しています。苦しみ、悲しみ、痛みなどのマイナス要素を解消してほしい、自分の欲望を叶えて欲しい…。そうやって、近しい存在にある子孫を頼ってくるのです。

また、人から恨まれていたご先祖様も注意が必要です。特にたくさんの人から恨まれていた場合、その恨みの念がご先祖の成仏を阻むことになるからです。たとえ恨んでいた人が少数だったとしてもその恨みの念が強力なものであれば、この世に縛りつけられて身動きがとれず、やはり成仏できていない可能性が高いのです。

生前、愛人に子供を産ませて泥沼の愛憎劇を繰り広げたようなご先祖の霊は、かなり危険です。なぜなら奥さん・愛人・それらの子供から大きな憎しみの念を受けていることが多く、その憎しみの念を生前昇華させることはほとんど不可能だからです。このような人は死後もやはり身勝手で、子孫に「助けてほしい」とすがりついてきます。厄介なのは、このようなご先祖は恨みの念を背負っているうえに、色情因縁を持っていることが多いことです。憑かれた人には様々な局面で障害が生じるほか、色恋に対する執着が強くなり、新たな因縁を作り出してしまうことになるのです。

先祖霊とのつき合い方

ご先祖様にとって貴女は、大事な一族の一員です。成仏されていれば、ご先祖様の霊は貴女を応援し、惜しみなくパワーを送ってくださいます。仏壇などを必ずしも用意する必要はありませんが、常に感謝の気持ちを持ってご先祖様に手を合わせましょう。
「自分が今この世に存在するのは、ご先祖様がいたおかげです」と常に思い、敬うことです。自分の現状を報告し、「こんなに元気なのは、ご先祖様のおかげです」「トラブルなく毎日を過ごせているのは、ご先祖様が見守ってくださっているからです」などと、ことあるごとにお礼を言うように心掛けてください。心の中で語りかけるだけでも結構です。ご先祖様がその言葉に応えてくださるかのように、幸運に恵まれるようになります(もちろん、ご先祖様がきちんと成仏されていることが前提になりますが)。

お墓参りも大切です。行けるときに行くだけでも、かなり目をかけてくださるようになります。ただしお墓参りの際に、ご先祖様のことよりも自分の願望ばかりを述べるのは賢明ではありません。欲望にまみれた願い事ばかり言っていると、同じように欲にまみれた身成仏霊が願いを叶えるふりをして、貴女に近寄ってくる可能性があるのです。特にお盆の墓地には、通常よりも多くの霊がうろついているので気をつけてください。

ここから先は、成仏できていないご先祖様がいる場合です。この場合、貴女へのダメージは計りしれません。前述の通り、成仏できていないご先祖様は大抵が生きている子孫を頼ってくるからです。明らかに成仏できず、一族に悪い影響を与えているご先祖様が存在するような場合はきちんと供養し、一族に生じた悪因縁の流れをせき止めたほうがよろしいでしょう。自分に否がないのに幼少期から様々な災厄に見舞われるという方、ご両親もどこか不安定な人生を送られているという方は、先祖霊の可能性を疑ってみてください。
先祖霊の状態がどの程度なのかにもよりますが、先祖霊に「ご先祖様は、既に死んでいらっしゃいます」「この世を離れ、死後の世界へ向かえば今の苦しみから救われます」の2点を話すことが重要です。先祖霊自体は自分が死んでいることに自覚がない場合が多いため、死んでいると悟り、抱えている苦しみや痛みが現世から発生しているものであることを知れば、それらが昇華されて成仏できることが多いのです。しかし、このような語りかけを繰り返しても先祖霊が納得しない場合は、除霊と浄霊のできる霊能者への依頼が必要となります。

訪れた幸運を当たり前のことと捉えて、守護霊様やご先祖様への感謝の心を忘れるのは、最悪のパターンです。特に先祖霊を前にして、「自分が今のような不遇な状況にあるのは、両親のせいだ」という一族に関連する愚痴や責任転嫁を口にしてしまえば、先祖霊を苛立たせることになります。ちょっとした出来事に怒り、恨み事ばかり言っているようでは、守護霊様も先祖霊も呆れて貴女を見放してしまうかもしれません。
「せっかくサポートしてやっているのに、その態度は何だ」という具合です。そのような場合は、今ある幸運に気づかせるために罰を下したり、必要以上の試練を与えたりすることも考えられます。一にも二にも、「ありがとうございます」という感謝の心。このことで、人生は大きく開けるようになるのです。

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