日本は太古の昔から、霊によって起きる悪事や不幸を僧侶や修験者(しゅげんじゃ)などが除霊や浄霊することで防いできました。その方法には、加持祈祷(かじきとう)やお祓いといったものがあり、今でも祈祷師や霊能者によってその方法が受け継がれています。
しかし、このような除霊や浄霊には高い能力が必要となるため、すべての霊能者の方たちが行うことはできません。霊の種類も多く、それぞれに対応した技術や知識が必要な点が理由といえます。もちろん素人が独自に行うのは、なおさら危険といえます。
最近では、ネットなどで、自己除霊の方法が数多く記載されていますが、安易な気持ちで除霊や浄霊を試すと後で霊からひどい仕打ちを受けることになり、とても危険なのです。きちんと知識を持った霊能者、祈祷師などにお願いすることが大切です。霊障の疑いなどがあった場合は、霊能者などに相談してみるのが良いでしょう。今では、電話占いなど簡単に霊能者に相談できる機会が増えています。素人判断せず、まずは相談してみてください。
除霊とは生きている人に取り憑く霊や身の回りの物に取り憑く霊を追い出したり、払ったりすることを言います。これらは、一定の修業を習得した者や霊能者によって行われるのが一般的です。神力や霊力を用いてその正体を明らかにし、説得や納得をさせて人や物から出て行ってもらうことです。
しかし、除霊とは、追い出すのみの行為を指し、除霊だけではまた憑く以前と同様にこの世を徘徊している状態に戻ってしまいます。いるべきところに戻ってもらうには、除霊のほかに浄霊が必要になってきます。憑依や怪奇現象、霊障など色々な場合にこの除霊を行うことになるのですが、最も多いケースは憑依といえます。憑依とは、低級霊によって強引に行われる異常な霊媒現象です。憑依現象とは低級霊のオーラが人のオーラと同調したことで支配を受けてしまうのが原因なようです。
その支配のケースも様々といえます。体の一部を支配されるものから、身体の機能すべてを支配されてしまうもの、もしくは人の精神まで支配してしまうもの、憑依する霊の力やコントロールの能力によって、影響力が変わってきます。さらに、支配される側の状態によっても違いが出てきます。肉体の状態や精神力、体調などの状況によって、その症状や憑依のパターンが変化してしまうのです。それゆえ、憑依の症状や状態も無限にあるといえるのです。しかし、共通して言えることは、憑依状態が長ければ長いほど憑依されたものの体調、状態が悪化してしまうということです。そのため、一刻も早い除霊が必要になってきます。このような憑依現象などの除霊は、神仏に携わっている方や霊能者の方に行っていただくのが一番いい方法です。
最近では自己除霊などという方法がありますが、除霊には多くの経験や知識が必要なためそれを専門としている方にお願いするのがいいでしょう。気軽に相談することが出来る電話占いという方法も選択肢としてあります。この電話占いには多くの霊能者の方が在籍しているので、一番簡単に相談することのできる手段といえるでしょう。しかし、除霊を行う霊能者の能力によって、または取り憑いている霊によって、除霊に必要になってくる回数や効果は大きく違ってきます。低級霊といえども馬鹿にできません。霊は時には嘘をつきます。確実に除霊したつもりが、霊が除霊されたふりをしているだけということはよくある話なのです。このように除霊しきれなかった場合、一度離れてもまた元の場所や物に戻ってきてしまいます。そうなると今までよりも、怒りに満ちた霊がさらにひどい仕返しを始めるということも少なくありません。霊能者でも同じなのです。低級霊に嘘の姿を見せられ、本質を見抜く力がなければ騙され、その後仕返しされることもあるのです。それゆえ、除霊には注意が必要といえます。除霊の際には確実にそして、成仏させるために浄霊も合わせてお願いするなどの配慮が必要です。
浄霊は除霊とその意味合いを混同されやすいのですが、全く違うものです。除霊は、霊を人から取り除きどこかへ追い払うことですが、これだけでは霊は再びその恨みや辛みを深め、また彷徨い続けることになるのです。結局、自分やどこかの誰かにまた取り憑くことになってしまい、人を再び苦しめることとなってしまいます。浄霊とは、これと異なり、その霊の恨みや辛み、苦しみ、悲しみ、怒りなどを和らげてやり、あの世で成仏できるように、本来いるべき場所に霊を帰してあげる行為のことを指します。そもそも霊が悪さをすることで悪霊と呼ばれてきましたが、こうなる以前にはそれなりの理由があったのです。そのため、悪さを働き、人を困らせるのです。
霊のこうした行為は、その恨みや辛み、苦しみ、悲しみ、怒りなどから逃れるためにもがいている状態なのです。再び悪さなどの人を困らせる行為をさせないためには、この霊の状況を救ってあげることが大切なのです。人は、霊のように苦しみ、悲しみ、怒りなどをどのように対処しているのでしょうか?それは、親だったり、友達、兄弟などに相談し解決方法を見つけていきます。聞いてもらえるだけで、その悩みが薄れることもあります。悪霊も同じなのです。しかし、霊の姿に気付き、声を聴いてあげることが出来るものは、霊能者などの限られた方しかいません。それゆえ、問題を解決することなく、この世を長いこと彷徨うはめになってしまうのです。それはある意味、可哀そうというべきことなのかもしれません。しかし、長くこの世を彷徨っているため、霊自身が原因を記憶していない場合もあり、その感情だけが残っていることも多くあります。
そのために、霊能者が浄霊する際には、根本原因を見極める必要があり、難しい技術が必要です。霊の魂を見極め、その霊の生涯や背景などから根本原因を探り出さなくては、浄霊は不可能なのです。霊の中には自分が死んだことも理解せずに、彷徨い長い年月のせいもあって、心を閉ざしている霊もいます。そうなるとますます厄介で、霊能者の高度な力をもってしても、成仏、浄化させるのに長い時間を必要とします。難しい問題ですが、霊たちにとってもこの浄霊は意味があるものなのです。取り憑かれた方の中には除霊のみで十分と考えている方も多くいますが、浄霊の意味を理解し施し続けていくことで人も、霊もともに幸せへと導かれていきます。大変重要なことなのです。除霊をお願いする際には、自分が再び取り憑かれないためにも、霊のためにも浄霊を行うよう心がけてください。
今は、便利なことに電話占いというものがあり、除霊や浄霊を行うことが出来る霊能者に簡単にコンタクトを取ることが出来ます。長いこと時間の必要な浄霊に関しても、わざわざ遠くまで足を運ぶことなく、自宅に居ながらして行ってもらうことが出来ます。霊界にあまり関心のない方もいるでしょうが、霊にとって大きな救いとなる浄霊をすることで、取り憑かれている方にも大きな成長となって返ってきます。ぜひ、考えに入れてみてください。
実際に、疑いのある方にとって自分で判断を下しづらいのが霊障の問題点といえます。霊障とはそもそも霊による憑依現象によって起こる、体調不良や事故、社会生活の変化、悪化、人間関係の変化、悪化を指します。そのため、一目では分かりづらい点が問題なのです。何となくそうではないのか?などと疑っている方が必ず、霊障が原因ではないことも少なくありませんし、全く気が付いてもいない方の行為や変化が、霊障による原因の場合もあります。単なる癖のような潔癖症、ギャンブル狂などが霊障によって起こっている場合もあります。また、昔からの家にまつわる怨霊が霊障の原因ということもあるのです。
たとえば、「家は昔から男運がないから」「家の家系は昔から酒癖が悪いから」などの理由も霊障によって引き起こされている場合もあるのです。しかし、これらを確実に見分ける方法は、実際に霊能者の方に見てもらうことしかないため、やはり相談するしかないといえます。自分で安易に判断してはいけません。けれども、「突然状況が悪化した」「突然人格が変わった」「突然何もしたくなくなった」など急な変化の場合には霊障が絡んでいることが多く、自分で判断できるケースといえます。周りの方から見た場合も同じです。急な変化には、霊障が原因のケースが多いため、周りの方や自分で気づくことが出来た場合には霊能者に相談してみるといいでしょう。このような急激な変化を長いこと放置すると最悪の事態になることもあるため、早急な対処が必要です。
自分では判断が難しい霊障ですが心当たりがあれば、とりあえず相談してみることが一番良いといえるでしょう。わざわざ、出向かなくても今は電話占いに霊能者の方が多く在籍しています。専門の方に相談して判断しましょう。
霊能者によって除霊方法や浄霊方法が違ってきますが、大きく分けてその方法を紹介していきましょう。まずは言霊(ことだま)の力で除霊・浄霊する方法があります。霊能者の方が唱えるお経や祝詞の言霊の力によって、成仏していない霊体を慰め、納得させたうえで成仏してもらうという方法があります。これは、よくテレビなどで見る方法で、代表的な除霊・浄霊方法といえます。言霊の力を相談者とともに唱えて除霊・浄霊を行うこともあり、その霊能者の方によって方法は異なりますが、両方とも言霊の力で除霊・浄霊する方法といえます。
他には、相談者の魂を使って除霊浄霊する方法があります。これは相談者の魂に霊能者が直接力を与え、その見えない二つの力で協力して除霊・浄霊する方法です。これには、相談者の魂や守護霊の本来持った力を引き出す霊能者の特異能力が必要になってきます。また、神の力を借りて除霊・浄霊する方法もあります。神通力と呼ばれる霊能者の力を使い、神を招き、神の力を借りて除霊・浄霊する方法です。この神通力というものを使える霊能者のみが、施すことのできる除霊・浄霊方法といえます。そのほかにも霊と直接コンタクトを取り除霊・浄霊する方法があります。霊体にも様々なタイプがあり、性格や性質も異なっていますがこの霊の魂に直接コンタクトを取り、魂が本来望んでいるものを見極めることでその望みを叶えてあげたり、苦悩を理解することで成仏してもらうという除霊・浄霊方法です。これには、様々な霊に対する知識やそのコンタクト方法を身につけた霊能者でなければできない行為で、その力や経験が必要になってきます。
このように、除霊・浄霊方法も霊能者の方によって様々です。また、これらを組み合わせて、より強力な除霊・浄霊方法としている霊能者の方もいらっしゃいます。もしその方法など分からないことがあれば、直接霊能者の方にお聞きするといいでしょう。霊能者の方たちが多く在籍している電話占いなどでは、このような霊能者の得意とする力が記載されていますので除霊・浄霊を依頼する際には参考にしてみるといいでしょう。
悪霊とて、人間に悪さをすることが原因で名づけられた名前で、本来はそのような行為を望んでいません。その深い苦しみ・悲しさ・恨み・怒りによって起こしてしまった行為といえます。それゆえ、霊能者の方は除霊・浄霊の際には必ず、その霊の本質を見極め何が原因であるのかを感じ、知ることが出来ます霊能者は、その霊魂に本来の原因をぶちまけさせ、理解してあげることにより、霊はその感情を和らげはじめます。しかし、霊自身がこの状況を頑なに拒否し、受け入れないといったケースも多いのです。
霊になる前に、宗教や仏心などの教えを得ていない霊の場合には、成仏する意味を理解していないものも多くいます。そのような場合には、霊能者が霊を悟し、教えてあげなくてはあの世を怖がって本来いるべき場所に行くことを拒否し続けます。大変な行為ですが、何度も何度も悟し続けることで霊自身が成仏してみたいと望むように仕向けるのです。上っ面で成仏を願うのではなく、霊がしてきた行為や悪事を反省し、神のそばに行きたいと願わすことが必要なのです。霊自身が成仏を望むことが出来れば、あの世(本来いるべき場所)に帰っていくことが出来ます。
あとは、霊能者の方がその入り口に連れて行ってあげることで、間違いなくこの世と別れることが出来るのです。霊魂はその後も何度も反省させられるといいます。霊界において、反省こそがまた生まれ変わってこられる、きれいな魂になることだそうです。これが輪廻といえます。成仏にもその後の輪廻にも反省が必要なのです。依頼した際に、取り憑いていた霊がどのようにして成仏していくか?本当に成仏できるのか?時間がかかるため気になることも多いとは思いますが、霊能者の方はその様を見ることが出来ます。
霊の本来の姿になってあの世に行く姿などは霊能者の方に直接聞いてみるといいでしょう。電話占い音羽でも色々な細かい質問でも答えていただけるそうです。一度質問してみるといいでしょう。